Monday, January 30, 2006
手のひらを返すように
> 読売新聞社はライブドアの証券取引法違反事件を受け、27日から29日に
> かけて緊急全国世論調査(電話方式)を実施した。
>
> それによると、事件の原因を「経営者や企業幹部のモラルの欠如」と見る人
> が73%に達し、逮捕された前社長の堀江貴文容疑者らの倫理観や経営手法
> に、国民が厳しい目を向けていることが分かった。
>
> 堀江容疑者について聞いたところ、「人の心はお金で買える」との堀江容疑
> 者の考えに「共感できない」人は計90%に達し、「共感できる」は計7%
> だった。ただ、堀江容疑者のこれまでの発言や行動が日本社会にとって「プ
> ラス面の方が大きかった」と思う人は計43%で、「マイナス面の方が大き
> かった」計39%と意見が分かれた。(読売新聞)
堀江を利用しようとした政治家も政治家だが、その政治家に利用された一般大衆のマインドも同じようなものだということがわかる。少し前までは、小学生の子どもを持つ親が「ホリエモンのようになってほしい」と言ってみたり、堀江をあこがれの経営者でトップにしてみたり...。
同じ調査を昨年の選挙の頃にも行っておき、その結果を比較すればよりおもしろい考察が可能だったと思う。