Sunday, January 22, 2006
それは違うだろ...
昨日のセンター試験で初めて導入された機械を使用しての英語のリスニングテストに関する記事に次のようなコメントが書かれていた。
> 名古屋市千種区の名古屋大で受験した愛知県津島市の女子高校生は
> 「試験中に救急車が近くを通ってサイレンが聞こえた」と、屋外の
> 雑音を指摘した。(朝日新聞)
これは明らかにリスニングテストに関するコメントではないと思うのだが、なぜか記事にはこのようなコメントが含まれていた。
センター試験前にある大学で鳥の鳴き声にどのように対処するか悩んでいるというニュースをやっているのを見た。雑音がどの程度のものかわからなかったが、60万円もかけて対応するというのもどうなのかなと感じた。救急車のサイレンのようにどうしようもない雑音というものはあるもので、大学側だってそんなことに一々対処していられない。このくらいことで集中力が途切れる、不公平だと言うのであればセンター試験など受けなければ良い。
このような行動は、個性を重視した現在の教育のもとでは、自分の意見をはっきりと述べることができていると評価されるのだろうか?