Wednesday, January 04, 2006
年頭挨拶
> 小泉首相は4日午前、首相官邸での年頭記者会見で、靖国神社参拝問題について
> 「外交問題にはならない。中韓が交渉の道を閉ざすことがあってはならない。
> いつでも話し合いに応じる。後は先方がどう判断するかだ」と述べ、首脳外交の
> 停滞は中韓両国に問題があるとの認識を強調した。さらに、「精神の自由に政治が
> 関与することを嫌う(日本の)言論人、知識人が批判することも理解できない。
> まして外国政府が心の問題にまで介入して、外交問題にしようとする姿勢も理解
> できない」と語り、中韓両国の対応を批判した。(朝日新聞)
百歩譲って、言っていることは理解できるとしても、やっていることが理解できない。
この人の念願だった郵政民営化もそうであるが、ここまで来ると意地になっているとしか思えない。
個人の意地よりも、一国の首相なら国益を先に考えるべきだと思うのだが。
戦争で亡くなった人に哀悼の意を表することは結構であるが、わざわざ靖国神社へ参拝する必要がどこにあるのかが理解できない。
小泉チルドレンと呼ばれる無能議員を靖国に参拝させ、まるで判を押したように同じコメントを言わせる。
前にも書いたことがあるが、これではヒトラーとナチス党による独裁政治と同じだ。
本人は「No と言える日本人」を気取っているのかもしれないが、一政治家の独断で世界中の人から「No と言われる日本人」にはなりたくない。