Tuesday, November 15, 2005
明治神宮野球大会
この間の日曜日、知り合いに誘われて、神宮球場で行われていた明治神宮野球大会の駒大苫小牧高校と高岡商業高校の試合を見に行った。
1回表にエラーが続き高岡商が3点を先制したが、1回裏、4回裏に1点ずつ取り返し、8回裏に2点を取り、4−3で勝利した。とにかく、駒大苫小牧の試合運びのうまさが目立つ試合だった。4回を終わった時点で2−3であったが、駒大にはまったく焦りはなかった。自分たちの力にみなぎる自信を感じた。
実質的な決勝戦と言われていた昨日の早稲田実業との試合も、5回までは0−3でリードされていたものの、6回に2点、7回に3点を入れ、みごとな逆転勝ちであった。今日の決勝戦は序盤からリードを奪い、危なげなく5−0で完封勝利を飾った。4連投となったエースの田中は日米のスカウトを前に11奪三振を奪ったという。
これで、駒大苫小牧は夏の甲子園、国体、チームの主体が2年になってからの明治神宮野球大会と二世代に渡る3冠を達成した。二世代に渡る3冠は史上初めてとのこと。2年前の夏の甲子園初優勝はかなり勢いで突っ走ったところがあったと思うが、新しいチームになっても勝ち続けているところを見ると、これは本当に強いチームになったのかもしれない。この先も楽しみだ。
夏の甲子園はその後のごたごたで優勝に水を差されてしまったが、新チームになっても優勝したということで胸を張って凱旋してもらいたい。