Sunday, September 11, 2005
総選挙
開票作業が進んでいるので、もう何を書いても大丈夫だと思う。
今回の結果にはあきれ果てて物も言えない。
将来的に郵政を民営化することに異論はない。
しかし、ある特定の個人の「思い込み」だけで、説明責任も果たさないままなし崩し的に進めようというそのやり方に問題があると考える。同じ党の人からも「あの人は何をやらかすかわからないから」と言われているような人である。また、郵政民営化以上に、今真剣に考えなければいけない問題が山積しているはずだ。
現在の政権になってからの4年間に何がプラスになったと言えるのだろうか?
世界の中で日本の影響力は減少し続け、今や経済的にも二流国だ。いまだに拉致問題は何も進展が見られない。
投票率も前回を上回ったと言っても「わずか」67%だ。残りの33%の有権者はこれからの自分たちの生活を選択するという権利を放棄したことになる。これからの自分たちの生活を白紙委任してしまったことのつけはすべて自分たちに返ってくることに気付いた時には、この国の将来はもう風前の灯火になっていることだろう。