Tuesday, July 12, 2005

下山事件「最後の証言」

 
本屋で「下山事件」という文字を見つけると、どうしても購入してしまう。

今回、購入した「下山事件『最後の証言』(柴田 哲孝著、祥伝社)」は、この数年相次いで出版された「葬られた夏(諸永 裕司著、朝日新聞)」「シモヤマ・ケース(森 達也著、新潮社)」と同じ流れの内容だが、この2冊の元となった証言をした女性の親族が書き上げているところが注目点。

かなり読み応えのある内容であるが、これまでの本と違った考察がされており、一気に読み上げることができた。これまで、下山事件に関する著作で決定版と言われていた「謀殺 下山事件」の疑問点に対する考察が非常に興味深かった。

56年も前の事件で、この先真犯人が現れることはまずないと思うが、いつか真相が明らかになる日が来ると良いのだが。下山事件以外にも、帝銀事件、三億円事件、米国のケネディ暗殺事件、英国の切り裂きジャック事件の真相が知りたいものだ。
 

Comments: Post a Comment

<< Home
|

This page is powered by Blogger. Isn't yours?