Tuesday, July 26, 2005
自己満足といえば...
日本で最初に iTunes Music Store に楽曲を提供すると発表した某CDレーベルも自己満足以外の何者でもない。
以前リリースされた曲をほんのちょっとリミックスしただけの曲を収録したアルバムをこれでもかというほどリリースした結果、音楽離れを加速したばかりか、CCCDなんていう「まがいもの」を先頭になってプロモーションしていた。
おまけに、一連の人事抗争の結果、所属の「自称」アーティスト(あんなのがアーティストだと言うのであれば、アーティストの定義が間違っている)が辞めると言った途端、社長が辞めて、辞めたはずの社員が社長になる。これで、新社長はおろか、当の自称アーティストまで勘違いしてしまうだろう。まぁ、自称アーティストのCD売上が頭打ちの状態で、このレーベルは自称アーティストと共に沈没していくものと見ているが。
昨日のテレビで、老舗クラウンレコードの社長が、「CD対音楽配信ではなく、CD&音楽配信として見るべきで、音楽配信はCDの販売促進として位置付けるべき」だと言っていたが、本当にその通りだと思う。
きっと、某CDレーベルの人間には何のことかわからないと思うが。