Thursday, October 27, 2005
楽天迷走
楽天の社長は元々好きではない(世間一般にITの勝ち組と言われている社長はすべて嫌いだが)が、もう少しスマートなやり方ができる人だと思っていた。しかし、今回のTBSだけではなく、傘下の野球、サッカーチームの運営を見ていても、大したことない人だなという印象である。
なぜTBS側からこれ以上株の買い増しはしないでほしいと言われているそばから、買ってはいけないと言われる理由がわからないと言って、買い増しをしてしまうのだろうか。たしかに、市場で売買されているものだから、買ってくれるなと言われる筋合いではないことは理解できるが、あえてけんかを売るようなやり方をすることが理解できない。一緒に仕事がしたいというのであれば、まずは相互理解を進める方法を取るという選択はないのだろうか? 相手の敷地に土足で入るような真似をしていたら、たとえ経営統合ができたとしても(現時点でその可能性は非常に低いと思うが)、気持ち良く仕事ができるわけがない。
このままだとライブドアとフジサンケイグループの時のように、自分の持ち株をTBSに買い取らせて利益を得るという、ただの株転がしのような結末が良いところだろう。
楽天はライブドアの二番煎じと言われることのないよう、うまい落としどころを考える必要がある。すべては自分で蒔いた種だから、たとえ会社がなくなるような事態に陥ったとしても、最後まで責任を持って刈り取ってもらいたい。