Friday, June 23, 2006
World Cup Football
今日のブラジルとの試合で負けてしまい、日本の予選リーグ敗退が決まった。
「当初から予想されていた結果」と言う人もいるが、選手はもちろん日本代表に関係する人全員が勝利をめざしてがんばってきたわけで、決してやる気がなかったわけではない。勝負にかかわる人で最初から負けようと思って試合に臨む人などいないであろう。
イングランドの試合にも注目しており、2試合ほど見てみたが、ディフェンスの違いをまざまざと感じた。
0対0で終わってしまいそうな試合の終了前に点を取りに行き、ディフェンスが2名になってしまうような場面で相手にボールを取られ、攻め上げられてきたとしても何も心配なく見ていることができた。
FWの決定力不足ばかりが敗因のように言われているが、ディフェンス力もまだまだのような気がするし、昔からどんなスポーツでも言われるように「ディフェンスこそが最大のオフェンス」であると思う。
これからは、イングランドが40年ぶりに優勝できるかに注目して行きたい。
Wednesday, June 14, 2006
岩城 宏之さん
世界的な指揮者である岩城 宏之さんが亡くなった。
小学校時代、クラスで器楽合奏に明け暮れていた頃、今も付き合いのある友人と北海道電力など地元企業が行っていた無料コンサートへ行き、岩城さんが指揮する札幌交響楽団の演奏を聞きに行ったことがある。
正直な話、その日はどんな曲が演奏されたたかまったく記憶にないのだが、コンサート直後に関係者出口で岩城さんが出てくるのを待って(いわゆる、「出待ち」)、岩城さんに握手してもらったことだけは鮮明に憶えている。「次の公演への移動があり、サインはできないけど」と申し訳なさそうに言いながら、その場にいた5人ほどにこにこしながら握手してくれた。久しぶりに友人に連絡してみたところ、彼もそのことは良く憶えていた。
そんなことを思い出しながら、偉大でありながら身近な存在に思えたマエストロの冥福を祈る。