Friday, August 26, 2005

天使のナイフ

 
今年の江戸川乱歩賞受賞作品「天使のナイフ」(薬丸 岳著)を読んだ。

江戸川乱歩賞受賞作品で最高傑作という評判のようだが、全体的にあまりにも小説的な印象を受けた。
小説なので、当然小説的なのだが、それがとてもできすぎで、不自然に感じた。
 

マスコミの賢い利用法?

 
駒大苫小牧の話に関連して...。

昨日、被害者の父親がいくつかのテレビ局のインタビューを受けていた。
第三者による調査が進められていると言われるなか、なぜテレビを使って自分の主張を繰り返すのだろう。
やり方がフェアじゃないと感じた。

マスコミを煽って、一般大衆を味方につけようとしているように思われても仕方がない。
若貴騒動でも同じような光景が見られたが、そこに食いつくマスコミもマスコミだと思う。
今回のような事件は当事者同士で話し合うべきものだと思う。
そこに、マスコミを絡めるから、問題が必要以上に大きくなってしまってように感じる。

ところで、野球関係で問題が発生した場合、高校野球連盟が対応を決定するということだが、その他のスポーツで問題が起きた時も、このような形で連盟が処分するのだろうか?
たまたま報道されていないのかもしれないのが、どこかの高校の卓球部で部員の喫煙が発覚し、全国大会への出場が取り消されたという話は聞いたことがない。
甲子園という全国大会がある高校野球だけ特別なのだろうか。

高校野球だけが特別扱いというのも不思議な話だ...。
 

Tuesday, August 23, 2005

駒大苫小牧(その2)

 
せっかくの2年連続優勝に水を差されてしまったようで、北海道もしゅんとしてしまっているようだ。

大会前の明徳義塾の場合もそうだが、今回も親がなんだかなぁと感じる。
特に、今回の場合は補欠選手だったから余計そのように感じる。
泣き寝入りしろとは言わないが、こんなことしたら自分の子どもは他の選手たちから本当に相手にされなくなってしまうとは考えなかったのだろうか。親は何が目的で、この件を公にしたかったんだろうか。
公の場で家庭でのしつけがなっていなかったことを明らかにする必要もなかっただろうに。

高野連も優勝取り消しなどという理屈に合わない結論を出さないよう願うばかりである。
こんな大人の騒動に巻き込まれてしまい、本当に選手たちがかわいそうだ。
 

Saturday, August 20, 2005

駒大苫小牧

 
夏の甲子園は駒大苫小牧高校の57年ぶりの連覇で幕を閉じた。
去年の初優勝もうれしかったが、今年の連覇もとてもうれしかった。
何かと暗い話題が多い北海道の起爆剤となってくれることを祈る。

一昔前の夏の大会は3年生の選手がほとんだだったように思うが、最近は2年生や1年生の選手の活躍が目立つ。
それは、今年の経験がそのまま次の年につながるということで、本当に効率的なチーム作りの方法だと思う。

それにしても、最近のおもしろくないプロ野球より、野球本来を楽しむことができる高校野球の方がよっぽどおもしろいと思う。
そして、何かと言われることが多いNHKではあるが、スポーツの実況は本当にうまいと思う。
プロ野球に限らず、民放のスポーツ実況は絶叫しているだけで中身がまったくない。
 

Thursday, August 18, 2005

ベストアルバムの怪

 
最近、ベストアルバムのリリースという話をよく聞く。
しかし、デビューしてまだ数年の人がベストアルバムを出すというのが理解できない。
ベストアルバムはベストアルバムであって、ベストの曲が収録されているべきである。
となると、まだ活動中の人がベストアルバムを出すということ自体おかしいことなのである。

基本的にレコード会社側の思惑であろうが、似たような企画もののアルバムを乱発し続けることにより、これ以上音楽離れが加速することがないよう、そして、レコード会社はレベルの低い作品を出し続けることが自分たちの首を絞めているという事実に早く気付くよう祈るばかりである。
 

Wednesday, August 17, 2005

あぁ、勘違い...。

 
最近、某民放放送局の女子アナウンサーを見ていると、自分たちをタレントと勘違いしているとしか思えないような人が多々見られる。

あぁ、勘違い...。

「あぁ、勘違い」と言えば、某IT企業の社長が今度の衆議院議員選挙で自由民主党の公認を受け、立候補するとか、しないとか。もし本当に立候補したら、某民放放送局の女子アナなんて目じゃないくらいの「あぁ、勘違い」だと思う。

もし万が一当選するようなことがあったら、会社はどうするつもりなのだろうか?
マスコミのおかげで有名にはなったが、吹けば飛ぶような規模の会社である。
彼のカリスマ性(個人的には彼がカリスマだとはまったく思わないが)だけでここまでになった会社である。
得意のITを駆使すれば、議員と社長の二足のわらじも可能だと考えているのだろうか。

自民党の「刺客」を送り込むことばかりに気を取られていて勘違いしているようだが、あの社長は一部の人以外に人気はないのである。まったくないと断言してもいい。華々しくプロ野球参入や某民放放送局の乗っ取りなどをスタートさせるが、いかんせん勢い以外に準備はないのだから、結局すべてが中途半端な形で終わり、ただ引っ掻き回すだけの役回りで終わってしまう。

と、ここまで書いていて、彼のスタイルは某政党の党首がこの4年間のやり方にとても似ていることに気付いた。
だから、彼に白羽の矢を立てたのだろうか? あの党首なら、派手好きだからやりかねない。

こんな人が総理大臣をやっている国に住んでいる我々って一体...。

某人気プロ野球球団が阪神の星野 仙一氏を次期監督にと目論んでいるとか、いないとか。
悪いことは言わない。これ以上馬鹿なことはやめた方が良い。
どうせなら、会長が次期監督の候補だくらい言った方がよっぽどおもしろいと思う。ここまで日本のプロ野球をおもしろくなくしたのだから、そのくらいの話題性を追求してみても今さら罪にはならないと思う。
 

Thursday, August 04, 2005

iTunes Music Store

 
ついに日本で iTunes Music Store のサービスが開始された。

サービス開始直後はいろいろとサーバ側で混乱があったことに加え、iTMS-J で使用できると思っていた既存の .mac のアカウントの所在地がなぜか(おそらく、去年米国で行われていたペプシのプロモーションをかなりの力技で利用したためだと思われる)米国となっていたため、別のアカウントを用意することでようやくネットワーク経由で購入することができた。

最初に購入した記念すべき曲は U2 の Vertigo だった。

利用者の利便性を考えることなく、自社の都合だけで iTMS-J への参加を見送った某社のサービスは近いうちに自然淘汰されていくことだろう。
 

This page is powered by Blogger. Isn't yours?